フィギュア安藤美姫がトヨタ退社か 引退には言及せず

元フィギュアスケート世界女王の安藤美姫が１月１日付けで、

トヨタ自動車を退社していたことが明らかとなった。

退社の理由は

2006年から毎年契約を更新し、社員スケーターとして活躍してきた安藤だが、

2011年、2012年と連続して公式戦に出場することができず、

社員としての義務が果たせなかったことが退社理由としている。

トヨタ自動車からは次のソチ五輪まで支援をするとの申し出があったようだが、

2年連続しての公式戦出場が出来なかったことが

今回の大きな決断を導いた。

安藤美姫は、自身のメッセージの中で、

2006年の全日本選手権でケガをした後、

新入社員のみなさんが贈ってくれた千羽鶴と寄せ書きは宝物であり、

また　１０年の長野での全日本フィギュアスケート選手権に、

バスを連ねて応援にきてくださった社員のみなさん　

がいたからこそ優勝できたと感謝をつづり、

来季も応援してくださったみなさんの顔を思い出しながら、試合に出場するつもりです

として、引退については一切触れることはなかった。

安藤は、優勝した2011年の世界選手権後に

ニコライ・モロゾフ氏との師弟関係を解消している。

昨季は完全休養し競技会復帰を目指していたが、

コーチ不在による調整不足を理由に今季のＧＰシリーズも欠場していた。

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